シックスセンス話

今日は朝から天気が不安定で、天気予報も「群馬には雷」といっていた。
でもこっちは大丈夫だろう・・・そんな甘い考えで出て行った。外仕事は暑いとか、寒いとか、雷だって耐えなければいけない。

　いつ降ってきてもおかしくない。蒸し暑いし、突然どひゃー！！と降りそう・・・
時々ごみをかたづけて、いつでも帰れるようにした。でもなかなか降ってはこない。
まぁこの分なら大丈夫だろう・・なんて3時ごろまた仕事をはじめた。

でも、体がピリピリしだした。
カラスが変に鳴く。変なにおいがする。
4時ごろ、どうしても不安で不安でたまらなくなって、旦那に「どうしても今片付けて！」と一生懸命頼む。
旦那は「まだ4時じゃん。もう少しで・・・」「このもみじだけでもやっておきたいんだ・・・」
とグズグズ文句を・・・。
私は「そんなこと言っている暇はないの！」「今すぐ！」
仕方なく旦那片付け始める。掃除もばっちりとまでは行かないが軽く済ませて、私も道路に落ちた葉を片付け終わった。ゴミ袋を道路から抱えて、家の庭に入れた。
それはその瞬間だった。

ピカッと光った？ドドンと落ちた？
何が起きたんだ？止めてある自転車のヘッドライトが光っている。ただ、耳がキーンと鳴っている。ぴりぴりと指が震えている。聞こえない耳の奥で声が聞こえる。
「キャー！！」
あ・・・自分の声だ・・・
鼻を突くにおいが強い。
耳が治ったのに、妙に周りが静かだ。

はっ！私の腰にはたくさんの金属が！旦那も！
体中が金属だ！まずい！
まだ落ちそうだ！匂いがする。すべて今日の荷物は帰り支度ができている。自分の体と腰道具だけだ。
ダッシュでトラックに戻り、腰道具を箱に放り込み、逃げるように帰ってきた。

目の前で、その家の南側に立っているマンションの避雷針に落ちたようだ。
でも、前にも落雷は体験したが、傍へも少しづつ電流が落ちているらしい。前は、体がしびれた。今回は私の隣に止めてあった自転車のおかげで何事もなかったようだ。
指が少しピリピリした程度だ。でも自転車は光っていた。電気も、その瞬間自転車自体も。

旦那は「あのときなんでこんな早い時間に、もう終われだなんて言うのか、まったく！と怒っていたんだけど、やっぱりあの時片付けてよかったな」
と興奮していた。帰ってきてからも子供たちの興奮して「お母さんが言ったから・・・お母さんが・・・」と説明していた。
旦那は私がカラスの鳴き声を判断したり、風を読んだりするのが不思議でたまらないようだが、田舎もんには当たり前だと思う。私の空読みは当たるから信用しているが、まさか雷もだとは思っていなかったようだ。

無事でよかった。今日のシックスセンスでした。

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朝食:ジャムマーガリントースト
10時；ミニ缶炭酸オレンジ
昼食：おにぎり（小さいの）1個
3時：ソーダ
夕食：さばの塩焼き　サラスパサラダ（自家製パセリ入り）卵入り味噌汁　漬物
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長かった。